444株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:薗田正和、以下444)は、「TechFUL(テックフル)」のプラットフォーム上で実装力・課題解決力が測定できる新しいコンテンツ「Techthon」を活用し、学校では初の取り組みとして麻生情報ビジネス専門学校にてイベントを実施しました。
従来の「TechFUL」はプログラミング問題を解き、基礎レベルから最難問レベルまでの解答力を測ります。個人のプログラミングスキルを競い合うコンテストが開催できます。
一方で、今回実施した「Techthon」は444が提示する仕様書に基づいて開発・実装による課題解決能力を図るコンテンツで、チーム開発やPBLの題材として活用され始めています。
Techthonについての詳細はこちらをご覧ください。
【Techthonのご紹介】
https://triple-four.com/techthon
解答に用いる技術に制限はありません。仕様書に基づいて目標とする機能を実装する目的を果たすために、参加学生たちが熟練した言語・フレームワークの中から選んだり、新たに選定したりして方針を決めるところからスタートします。
成果として求められる機能は同一でも、その過程ではさまざまな解法が考えられます。チームで取り組む中で活発に意見を出し合ったり、ときに未知の情報を調べながら試行錯誤したりすることで、「主体的で対話的な深い学び」が得られるコンテンツとなっています。
仕様書の記載内容を機能として実装する過程では、プログラミングスキルや実装・構築力といった技術に関するハードスキルはもとより、コミュニケーションスキルやチームワークを円滑に進める柔軟性など、ソフトスキルを発揮することも求められます。
今回開催したイベントで取り組んだコンテンツは「コンビニ在庫管理APIを実装しよう」と、「Linuxサーバーを操作しよう」の2つです。
「コンビニ在庫管理APIを実装しよう」は2日間で実施しました。
444が提供したサーバーにSSHログインすることから始まり、GET/POSTリクエストDBテーブルの作成・初期データ投入、データ取得、新規データ登録、テーブル内での複数要素取得、更新、削除、テーブルを跨いだ処理、トランザクション処理、複数データの一括登録等を経て、最終的にコンビニで取り扱う商品別の在庫状況が確認できるAPIを構築する問題です。
「Linuxサーバーを操作しよう」は1日で実施しました。
444が提供したサーバーにてLinuxコマンドが活用できるかチェックする問題から始まり、複数のコマンドを組み合わせたり、Shellスクリプトを使ったり、サンプルアプリケーションを動かしてバグを修正したりと、多岐にわたる操作が求められる問題を出題しています。
解答時間 リアルタイムランキング
学生たちは今まで学んだ知識を活かしてコミュニケーションを取り、チームワークで未知の課題に試行錯誤しながら取り組みました。
解答後は、今回実装に必要となった技術について、実務に役立てるために必要な考え方をテーマに444のエンジニアより講評を行いました。
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「コンビニ在庫管理APIを実装しよう」に参加した学生の声
経験したことのないテーマだったのでとても難しかったですが経験できたこと自体はとても良かったです。
貴重な機会をいただきありがとうございました。
結構頑張りましたが、どうしてもうまくいきませんでした。ただ、普段あまりやる機会がないAPIに触れることができとても良い機会だったと思います。もしこのような機会が又あれば、次こそは点数取れるよう頑張りたいです。
2日というかなり短い間でしたが、みんなで話し合いながら問題解決を試みたので自分たちに何が足りないかよりはっきりしたのとAPIの基本原理について学ぶところが多く、フレームワークはウェブアプリケーションなどの作成だけではなく、APIといった表に出ない処理なども容易にできるといったことがわかり非常に有意義だったと思います。
本日はありがとうございました。
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「Linuxサーバーを操作しよう」に参加した学生の声
難しい問題が多かったですが、その分解けた時の解放感が有り良かったと思います。
また、自分の実力も理解出来て良かったです。
Linuxに触れるのは久しぶりでしたが、楽しみながら学ぶことができました。
知識不足を感じたのでLPICなどの資格取得を目指して知識を深めたいと思いました。
チームで協力できとても楽しいイベントでした。最初は全く問題がわからずチームは最下位でした。ですが後半に関わりの少ない人達でしたが、協力し2位になることが出来ました。またこのようなイベントに参加してみたいと感じました。
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表彰式の様子
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運営担当者の声
メンバー同士で話し合って実装方法を決め、協働する過程ではコミュニケーション・リーダーシップや柔軟性が必要となります。方針を定めるとき、十分な実装ができなかったときの方向転換など、様々な局面で苦労したグループもあったかもしれません。
また、未知の分野が多ければ多いほど難しいと感じる部分もあったと想像しますが、メンバーと協力し、適切な解答ができたときには大きな解放感・達成感が味わえたと思います。
表彰式では上位入賞チームのリーダーに感想を述べていただきました。
全体を通じて楽しめたという声と共に、これから身につけたい具体的な技術や知識が挙げられていたのが印象的でした。
今回のイベントに参加した経験に基づいて、一段高いレベルの知識を貪欲に吸収し、実務に役立てられるように継続的に磨き上げるきっかけとなれば嬉しく思います。
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Techthonを利用したハッカソンは、座学の授業だけでは得られない、仕様書に基づいてチームで機能実装を目指して取り組む経験が得られます。
未知の分野にもあきらめずに試行錯誤しながら果敢に取り組む姿勢が身につき、実施後には新たな知識を身につけて技術を磨き続けようという動機が得られます。
資格や学歴にとらわれることなく、磨いてきたスキルを活かし、開発に取り組んだ成果や経験そのものを就活に役立てることができます。
444は今後TechFUL・Techthonを、学生ITエンジニアの価値を高めるため、学生はプログラミングスキル測定と管理、就活(アルバイト、インターンシップ含む)に活用し、学校では学生のスキルデータを管理して適切な指導を実施し、企業は新卒・インターンシップ・アルバイト採用、入社テスト、社員評価などができるプラットフォームとして成長させてまいります。
また、社会人エンジニアや海外エンジニアの利用も増えており、転職活動として利用できる機能も拡充してまいります。
1.コンビニ在庫管理APIを実装しよう
実施日 :2022/2/17および2/18
時間割 :9:30~ 9:35 先生より開会の挨拶(2分)/444挨拶(3分)
9:35~ 9:50 イベント注意事項説明
9:50~10:15 チームミーティング・分担相談(終了後順次解答開始)
10:15~12:50 Techthon 午前の部実施
12:50~13:50 お昼休憩
13:50~16:40 Techthon 午後の部実施
16:40~16:45 先生より1日め終了の挨拶
9:30~ 9:35 先生よりご挨拶
9:35~12:45 Techthon 午前の部実施
12:45~13:45 お昼休憩
13:45~15:45 Techthon 午後の部実施
15:45~15:55 休憩
15:55~16:40 講評・結果発表、表彰(1位、2位、3位)
16:40~16:45 先生より閉会の挨拶
会 場 :オンライン参加
※麻生情報ビジネス専門学校
実施概要:2.Linuxサーバーを操作しよう
実施日 :2022/2/17
時間割 :9:30~ 9:35 先生より開会の挨拶(2分)/444挨拶(3分)
9:35~ 9:50 イベント注意事項説明
9:50~10:05 チームミーティング・分担相談(終了後順次解答開始)
10:05~12:50 Techthon 午前の部実施
12:50~13:50 お昼休憩
13:50~15:50 Techthon 午後の部実施
15:50~16:00 休憩
16:00~16:40 講評・結果発表、表彰(1位、2位、3位)
16:40~16:45 先生より閉会の挨拶
会 場 :オンライン参加
※麻生情報ビジネス専門学校